うさぎ
 ・・・ みんなの食事室 ・・・
 子育てと仕事を両立していく中で食事を作るということは大変です。特に離乳食に関してはどうしていいか分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで、ここでは普段の食事を利用しての「取り分け離乳食の作り方」、疲れた体を癒す「今夜の一品」を紹介していきます。
 お母さんに任せっきりにしないで、お父さんも離乳食を作ってみませんか?
▼ 便利なレシピを紹介!(&給食先生のちょこっと豆知識)
▼ 明日の元気のもと!今夜の一品
▼ 離乳食について
▼ 食について相談したいことがあったら

● 「みんなの食事室 別館」〜おやつ情報館〜 もどうぞ。

● 便利なレシピを紹介!

 ここでは簡単な取り分け離乳食を始め、色々な料理の紹介していますが、一番大切なのは「楽しく食事をすること」です。無理強いや、怒りながら食事をするのではなく、楽しい雰囲気で食事ができるようにゆとりを持って食事をしましょう。「体」の栄養以上に、「心」の栄養も必要ですね。
 離乳食に関してはとりあえず食べれるものをという方もいるかもしれませんが、離乳食は子どもの食生活の基礎を作るものなので大切にしたいですね。
★ 12月のメニュー 「秋刀魚のおろし煮」

 11月8日(土)に幼児組の試食会を実施しました。試食会の様子は「子どもの笑顔は宝物」をご覧下さい。今回は、試食会のメニューの一つ「秋刀魚のおろし煮」を紹介します。


■秋刀魚のおろし煮

【材料(4人分)】

生秋刀魚・・・3匹
片栗粉・揚げ油・・・適量
大根・・適量
めんつゆ・・・適量

【作り方】
  1. 秋刀魚の頭と尾を切り落とし、お腹を裂いて内臓を出し、1/3のぶつ切りにする。
  2. 片栗粉をまぶして油で揚げる。
  3. おろし大根をざるにあげ水気を切ったものを秋刀魚にのせてめんつゆをかけて完成。油で揚げると小骨がカリッとして、子ども達にも食べやすくなりますよ。

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■■■ 今までの掲載レシピ ■■■
各年度表示(■2004年度、■2003年度・・・)をクリックすると過去の内容も見る事ができます
■ 2007年度 給食人気メニュー編
  • 3月 手づくりきな粉
  • 2月 七草がゆ
  • 1月 ぜんざい
  • 12月 手打ちうどん
  • 11月 芋づるの金平煮
  • 10月 ポップコーン
  • 9月 クラッカーピザ
  • 8月 簡単炊き込みじゃこご飯
  • 7月 玉葱万能ドレッシング
  • 6月 筍ご飯
  • 5月 よもぎ団子
  • 4月 「ビビンバ&韓国風スープ」
■ 2008年度 おすすめメニュー編
  • 12月 秋刀魚のおろし煮
  • 11月 炊き込み御飯&味噌汁
  • 10月 芋ようかん
  • 9月 シソジュース&シソゼリー
  • 8月 豆腐の中華煮
  • 7月 にんじんスティック
  • 6月 玉ねぎのかき揚げ
  • 5月 かんたん!おいしい!ごまクッキー
  • 4月 ひなボーロ
■ 2005年度 旬の食材編
  • 3月 「鯛のアラ炊き」 & 「“魚介類はすぐれたビタミン源”」
  • 2月 「うずみ」 & 「“うずみ”ってなに?」
  • 1月 「ぶり大根」 & 「資質のバランスを改善するポイント」
  • 12月 「揚げたら鍋」 & 「水菜」
  • 11月 「れんこんのおろし揚げ」 & 「さけは赤身の魚?それとも白身の魚?」
  • 10月 「キムチときのこの炊き込み御飯」 & 「“御飯は太る”はうそ?」
  • 9月 「ゴーヤーチャンプルー」 & 「ゴーヤー」
  • 8月 「茄子のミートグラタン」 & 「茄子」
  • 7月 「アジの南蛮漬け」 & 「血液サラサラ効果」
  • 6月 「さやいんげんと魚の天ぷら」 & 「さやいんげん」
  • 5月 「筍とふきの甘辛煮」 & 「春野菜ってな〜に?」
  • 4月 「アサリと菜の花のトウバンジャン炒め」 & 「アサリ、菜の花」
    ■ 2006年度 お弁当のおかず編
  • 3月 「ブロッコリーのリーズ焼き」 & 「ブロッコリー」
  • 2月 「小松菜の胡麻和え」 & 「小松菜」
  • 1月 「鶏肉のさっぱり煮」 & 「大根」
  • 12月 「かぼちゃとベーコンのくず煮」 & 「冬至って知ってますか?」
  • 11月 「里芋と手羽元の照り煮」 & 「里芋」
  • 10月 「しいたけシュウマイ」 & 「しいたけ」
  • 9月 「秋刀魚のチーズ焼き」 & 「秋刀魚」
  • 8月 「オクラベーコンの天ぷら」 & 「オクラ」
  • 7月 「茄子の中華風炒め」 & 「茄子」
  • 6月 「グリンピースご飯」 & 「グリンピース」
  • 5月 「たけのこの土佐煮」 & 「たけのこの下ごしらえ」
  • 4月 「アスパラのツナソースグラタン」 & 「グリーンアスパラガス」
■ 2004年度 おやつ編
  • 3月 「ごまクッキー」 & 「ごま」
  • 2月 「パンプディング」 & 「プディングの割合」
  • 1月 「おからセサミ」 & 「ジャワ人は3Tで生きている」
  • 12月 「吾平餅」 & 「吾平もちの由来」
  • 11月 「りんごとさつま芋のケーキ」 & 「りんごについて」
  • 10月 「大学芋」 & 「さつま芋について」
  • 9月 「大豆といりこの揚げ煮」 & 「大豆について」
  • 8月 「カルピスかん」 & 「寒天の成分とからだへの効能」
  • 7月 「アーモンドケーキ」 & 「油脂の効用」
  • 6月 「チーズマフィン」 & 「チーズについて」
  • 5月 「ミルクプリン」 & 「寒天を使う時のポイント」
  • 4月 「ドーナツ」 & 「ドーナツ作りのコツ」
■ 2003年度 取り分け離乳食(朝食編)
  • 3月 「菜の花寿司」 & 「寿司飯を作るときに」
  • 2月 「ポークビーンズ」 & 「大豆」
  • 1月 「コーンシチュー」 & 「風邪を予防する食事の5か条」
  • 12月 「パンキッシュ」 & 「ほうれん草」
  • 11月 「ドリア」 & 「朝ご飯の内容に気をつけて」
  • 10月 「山芋オムレツ」 & 「葱について」
  • 9月 「トマトのリゾット」 & 「トマトについて」
  • 8月 「じゃが芋のピザ風」 & 「じゃが芋について」
  • 7月 「野菜蒸しパン」 & 「朝食を美味しく食べるコツ」
  • 6月 「ごはんのお好み焼き」 & 「ごはんについて」
  • 5月 「ホイル蒸し」 & 「朝食の大切さ!」
  • 4月 「ポパイオムレツ」 & 「アクのある野菜の扱い方」
■ 2002年度 取り分け離乳食
  • 3月 「煮込みハンバーグ」 & 「玉ねぎ」
  • 2月 「白菜のあんかけ」 & 「白菜について」
  • 1月 「ビビンバ」 & 「ごまについて」
  • 12月 「鶏肉と大根の香味煮」 & 「大根の効用」
  • 11月 「きのこ入りはす団子」 & 「れんこんについて」
  • 10月 「さんまのオランダ煮」 & 「ドリンク飲むなら、“さんま”をどうぞ!」
  • 9月 「マーボ茄子」 & 「茄子について」
  • 8月 「ミートスパゲティ」
     &「トマトってすごい!」
  • 7月 「麻婆豆腐」
     &「果物の食べ過ぎに注意しましょう」
  • 6月 「ヘルシーミートローフ」
     &「木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い」
  • 5月 「蒸し豆腐のそぼろあんかけ」
     &「納豆のすすめ」
  • 4月 「魚のホイル蒸し」
■ 2001年度 取り分け離乳食
  • 3月 「華風和え」
  • 2月 「けんちんうどん」
  • 1月 「八宝菜」
  • 12月 「みそスープ」
  • 11月 「スープスパゲティ」
  • 10月 「肉団子のスープ」
  • 9月 「揚げ魚のおろし煮」
  • 8月 「ぶっかけ冷麦」
  • 7月 「鶏肉のさっぱり煮」
  • 6月 「白身魚の野菜あんかけ」
  • 5月 「カレーライス」

● 明日の元気のもと!今夜の一品

★ 今夜の一品92 「ササミのゴマまぶし焼き」

【ササミの胡麻まぶし焼き】
【材料、分量】(4人分)
鶏のササミ・・・適量
ごま・・・適量
塩・・・適量
胡椒・・・適量
ごま油・・・適量
【作り方】

  1. 鶏のササミの筋を取り、薄くなるように開いて包丁の背で叩く。
  2. 塩、胡椒で下味をつけ、表面にごまをまぶす。
  3. 熱したフライパンにふたをせず、ごま油をひいて弱火で火が通るまで焼く。
【ササミのすじを取る】 【ごまをまぶす】

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■■■ 今までの掲載レシピ ■■■
■ 2007年度
  • レシピ83 「大根と人参のしょうが煮」
  • レシピ82 「かんたんココット」
  • レシピ81 「ツリーの簡単オードブル」
  • レシピ80 「山芋おやき」
  • レシピ79 「きのこのツナマヨソテー」
  • レシピ78 「なすときゅうりのゴママヨネーズ和え」
  • レシピ77 「鶏肉とにんにくの芽の甘酢炒め」
  • レシピ76 「豆腐の磯部焼き」
  • レシピ75 「ナスの揚げひたし」
  • レシピ74 「切り干し大根のサラダ」
  • レシピ73 「鶏肉とらっきょの酢の物」
  • レシピ72 「かんたんミートローフ」
■ 2008年度
  • レシピ91 「鶏肉とさつまいもの炒め煮」
  • レシピ90 「サラダ風 かんたん春巻き」
  • レシピ89 「かんたんえびマヨ」
  • レシピ88 「あっさり なす」
  • レシピ87 「スタミナ スペアリブ」
  • レシピ86 「トンピー」
  • レシピ85 「きゃべつと豚肉の重ね蒸し」
  • レシピ84 「ふきとベーコンのことこと煮」
■ 2005年度
  • レシピ59 「いちご大福」
  • レシピ58 「鶏肉のケチャップ煮」
  • レシピ57 「ブロッコリーのカレー揚げ」
  • レシピ56 「すき焼きおから」
  • レシピ55 「揚げさんまのみぞれがけ」
  • レシピ54 「きのこどんぶり」
  • レシピ53 「たたきキュウリの梅肉和え」
  • レシピ52 「鶏肉のトマト煮」
  • レシピ51 「キャベツのナムル風」
  • レシピ50 「たぬきおむすび」
  • レシピ49 「ひつまぶし」
  • レシピ48 「豚肉の紅茶煮」
    ■ 2006年度
  • レシピ70 「鶏肉とキャベツのクッパ」
  • レシピ69 「にんじん風味のフレンチトースト」
  • レシピ68 「レンコンのだんご揚げ」
  • レシピ67 「ポテトのチーズ焼き」
  • レシピ66 「キノコの怜製スパゲティ」
  • レシピ65 「ミニトマトとアボガドのサラダ」
  • レシピ64 「豚肉ときゅうりのしょうが炒め」
  • レシピ63 「グリーンアスパラガスのおかか和え」
  • レシピ62 「山芋のなめたけ和え」
  • レシピ61 「簡単ネギ天丼」
  • レシピ60 「チヂミ」
■ 2004年度
  • レシピ47 「照り焼きチキン」
  • レシピ46 「じゃがいもピザ」
  • レシピ45 「ローストビーフ」
  • レシピ44 「チョコパイ」
  • レシピ43 「大根なます」
  • レシピ42 「椎茸のバター炒め」
  • レシピ41 「茄子の味噌和え」
  • レシピ40 「きゅうりのからし漬け」
  • レシピ39 「シソ入り卵焼き」
  • レシピ38 「海老しそスパゲティ」
  • レシピ37 「クリームビスケット&あんこクリームケーキ」
  • レシピ36 「水菜のサラダ」
■ 2003年度
  • レシピ35 「ほうれん草のふりかけ和え」
  • レシピ34 「大豆の包み揚げ」
  • レシピ33 「オリジナルドライカレー」
  • レシピ32 「鶏肉と白菜のシチュー煮」
  • レシピ31 「簡単漬け物」
  • レシピ30 「梅さばそぼろ、梅おかか」
  • レシピ29 「豆腐団子」
  • レシピ28 「大根とホタテのサラダ」
  • レシピ27 「カップケーキ」
  • レシピ26 「ニラ味噌」
  • レシピ25 「にんにくバターライス」
  • レシピ24 「パリパリピザ」
■ 2002年度
  • レシピ23 「チキンサンド、コロッケサンド」
  • レシピ22 「きのこと豆腐の味噌バター煮」
  • レシピ21 「年越しきのこ蕎麦」
  • レシピ20 「白菜と豚肉の簡単煮物(和洋中)」
  • レシピ19 「とりレバーの甘辛煮」
  • レシピ18 「カレーピラフ」
  • レシピ17 「砂ずりとレバーの唐揚げ」
  • レシピ16 「厚揚げの肉巻き、その他色々」
  • レシピ15 「ナスの味噌チーズ焼き」
  • レシピ14 「長芋の簡単3種和え飯」
  • レシピ13 「キノコとツナの炊き込み御飯」
  • レシピ12 「キムチの豚巻き」
■ 2001年度
  • レシピ11 「ハムのお手軽マリネ」
  • レシピ10 「鶏のから揚げ」
  • レシピ9 「おもちの食べ方」
  • レシピ8 「くわいの甘煮&くわいチップス」
  • レシピ7 「いわしの簡単スタミナ焼」
  • レシピ6 「冷奴のネバネバあんかけ」
  • レシピ5 「かんたん肉まん」
  • レシピ4 「豆腐のサラダ」
  • レシピ3 「キャベツとちくわの和え物」
  • レシピ2 「豚ロース肉のトマトチーズ焼」
  • レシピ1 「れんこんの磯辺揚げ」

● 離乳食について

 離乳食は段階として初期(5〜6ヶ月)、中期(7〜8ヶ月)、後期(9〜11ヶ月)、完了期(12〜15ヶ月)の4つに分けられます。これらの段階はあくまでも目安として定められているもので、子どもの成長によっては10ヶ月の子どもであっても「咀嚼ができないので中期食を食べている」ということもあります。
 保育園では家庭、保育士、給食担当者が連携を持ちながら離乳食を進めていますが、家庭で子育てをしている方にとってはその様な連携をとる事ができません。そこで保育園での離乳食の進め方について説明をすることで、家庭での離乳食を進める目安にしていただければと思います。

 厚生労働省(旧厚生省)から出された、改定「離乳食の基本」(新)も参考にしてください。

■ 離乳食とは

 離乳とは、母乳または育児用ミルクなどの乳汁栄養から、幼児食に移行する過程をいいます。この期間に乳児は、食物を噛み潰し、飲み込むことを学び、色々な種類の食物を食べる体験をしていきます。また、子どもの成長に合わせて献立や調理の形態を変化させていくことで、子どもの摂食行動は次第に自立に向かっていきます。

・離乳食にとても便利な野菜スープの作り方

■ 離乳開始の時期

 離乳開始は、早くても生後5ヶ月になったころから始めます。あまり早くから始めるとアレルギーの原因にもなります。離乳食開始前に果汁、スープ、おもゆなどを与えて準備段階とする。
※果汁、スープ、おもゆ(おかゆの上澄み)など、単に液状のものを与えても離乳の開始とはいわない。

■ 初期食の開始(月齢5〜6ヶ月)

 目安としては5ヶ月頃から開始します。最初は茶さじ1杯程度から与え、おかゆから芋類とでんぷん質食品、野菜、豆腐、白身魚と乳幼児の様子を見ながら増やしていきます。1ヶ月間、1日1回与えます。1ヶ月過ぎた頃から1日2回食にしていきます。下に保育園での進め方を紹介します。あくまでも目安として、子どもの体調に合わせて進めて下さい。

※ 1さじは子供用スプーン1さじを意味します。1さじ×3 は3さじという意味です。

1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目8日目9日目10日目
おかゆ1さじ1さじ1さじ1さじ×21さじ×21さじ×21さじ×31さじ×31さじ×31さじ×4
野菜


1さじ1さじ1さじ1さじ1さじ1さじ1さじ




▲3日づつ、それぞれ違う種類のデンプン質の食材を与えます。
  例)@じゃがいも、Aさつまいも、Bかぼちゃ

11日目12日目13日目14日目15日目16日目17日目18日目19日目20日目
おかゆ1さじ×41さじ×41さじ×51さじ×51さじ×51さじ×61さじ×61さじ×61さじ×5〜6
野菜1さじ1さじ1さじ×21さじ×21さじ×21さじ×31さじ×31さじ×31さじ×41さじ×4



▲色々な種類の食材を混ぜ合わせて与える。
 味付けはせず素材の味を経験させることが大切です!

21日目22日目23日目24日目25日目26日目27日目28日目29日目30日目
おかゆ1さじ×5〜6
野菜1さじ×4〜5
タンパク質


1さじ(豆腐)

31日目32日目33日目34日目 〜 中期食に入るまで
おかゆ1さじ×6〜8 (約30g〜40g)
野菜1さじ×4〜5 (約20g)
タンパク質1さじ(白身魚)白身魚:〜10g、豆腐:〜25gを目安にして、子どもの成長に合わせて与える。
 離乳開始1ヶ月頃から子どもの成長を見て2回食を始めましょう。2回食になったからといって今までと同じ量の離乳食を2回食べるということではありません。いままでどおり1回目の食事をし、2回目の食事は離乳を開始した頃に戻った量と食材を与えましょう。進めるペースは子どもに合わせて、量も増やしていきましょう。
 2回の食事が同量ぐらいになったら中期食へ進めていくことを考えてもいいですね。

■ 中期食の開始(月齢7〜8ヶ月)

 初期のドロドロ食を口唇を閉じて上手に飲み込めるようになったら中期食に移行します。目安としては7ヶ月頃で舌で潰せる固さのものを与えます。繊維の少ない野菜、穀類、豆腐などを小さなサイコロ状にして与えます。食品の数を序々に増やしていき、色々な食材を体験させるように進めていきます。

■ 後期食の開始(月齢9〜11ヶ月)

 舌食べ(舌で食物を潰して飲み込める)が上手になり、バナナの薄切りがカミカミできるようになったら後期食へ進みます。目安として9ヶ月頃で歯茎で潰せる固さのものを与えます。
 この頃から3回食にして離乳食の量を増やし、ミルクの量を減らしていきます。
 後期の終わりごろには手づかみで食べるようになります。手でつかみやすいように大きくすることが大切です。
※鉄分欠乏、肝臓への負担、たんぱく質過剰摂取などを考慮しつつ、育児用ミルクを1日2回程度与える。

■ 完了食の開始(月齢12〜15ヶ月、遅くとも18ヶ月まで)

 モグモグ、カミカミができ、自分で食べようとする意欲がでたら完了食へ進みます。目安として12ヶ月頃です。大人用の食物をほとんど摂取できるようになりますが、大人より軟らかく調理して形あるものをしっかり噛む練習をします。
 スプーンやフォークを使って自分で食べれるようなり、15ヶ月、遅くとも18ヶ月で幼児食へ進んでいきます。

■ 離乳食に便利な野菜スープ

 離乳食をつくるのに便利な調理方法を紹介します。この方法は保育園でも毎日離乳食をつくるのに利用しています。簡単なので家庭でも是非やってみてください。

★ 野菜スープ
  1. 小鍋に、人参、大根、さつま芋、じゃが芋、キャベツなどを切って入れて煮る。(アクの強いものは一緒にしないほうがいいです。アレルギーの原因になります。)
  2. 椎茸などのきのこ類はだしを取るだけにし、歯がしっかり生えてくる完了期までは避けましょう。
  3. 野菜が軟らかくなったら取り出して段階にあった調理をする。(裏ごし、マッシュ、みじん切り、煮物など)
  4. スープは裏ごし、マッシュなどをのばすのに利用したり、そのまま野菜スープとして飲んでもよい。中期、後期は野菜を切ってスープの具にする。しょうゆ、味噌などを使って味付けをしてもいいですよ。
  5. 他にも、スープを利用して豆腐、魚などのあんかけを作ったり、ミルクを溶いてミルクスープにしたりと、工夫しだいで色々な料理ができます。
※旬の食材を利用しておいしい離乳食をつくりましょう!

 以上が離乳食初期から完了期までの段階ごとの説明です。ここで紹介している内容は保育園での食事計画の一例です。これが絶対ということはありません。あくまでも家庭での離乳食の参考にしていただきたいと思います。
 最後に保育園での記録を基に作成した離乳食の食事計画を紹介します。

【離乳食の食事計画】〜作成 愛育保育園〜
月齢メニュー調理形態分量配慮
5ヶ月
(初期)
おかゆドロドロ1さじ ・離乳を開始する前に、果汁・スープ・おもゆ等スプーンで飲めるように練習します。
・おかゆ1さじから始め、少しずつ芋類・野菜・タンパク質と食品を増やしていきます。
野菜スープ具なし1さじ






6ヶ月
(初期)
おかゆドロドロ40g ・1ヶ月ぐらいして小さじ10さじ以上食べられるようになったら、2回食へ進みます。
・園と家庭と連携を持ちながら進めていきます。
・ドロドロ食を口唇を閉じて上手に飲めるようになったら「中期」へ。
白身魚の蒸し煮すりつぶし5g
粉ふき芋すり潰してスープで伸ばす5g
野菜スープ具なし
7ヶ月
(中期)
おかゆつぶしがゆ50g ・舌でつぶせる固さ(豆腐)を目安にする。
・大きさは3〜5mm各程度。
・特に肉や魚のようにパサパサするものは水溶き片栗粉・ミルクソースで和えたり、おかゆ、スープに混ぜるなどして食べやすくします。
白身魚の蒸し煮細かいほぐし5g
粉ふき芋粗つぶしをスープでのばす20g
野菜スープ野菜粗切り
8ヶ月
(中期)
おかゆやわらかいおかゆ70g ・食品の数を増やしていき、いろいろな食品を体験させ慣れさせるように進めていきます。
「舌食べ」が上手になり、バナナの薄切りがカミカミできれば「後期」へ。
白身魚の蒸し煮粗ほぐし15g
粉ふき芋粗つぶし25g
野菜スープ野菜粗切り
9ヶ月
(後期)
ご飯、おかゆ混ぜ合わせる40g+40g ※固さの進め方が早すぎると不適応になり、歯ぐき食べの発達が かえって阻害され「あまり噛まない」「丸飲み」「飲み込めない」の原因になります。
・中期より少し大きめの各切り、固さ(茹でたかぼちゃを5〜6mm各程度に切ったもの)
ホイル蒸し粗ほぐし15g
ポテトのケチャップ和え粗つぶし25g
スープ豆腐 一口大15g
10ヶ月
(後期)
ご飯、おかゆ混ぜ合わせる50g+30g ・固さと大きさを同時に変えると食べにくいので、どちらか一方だけ変えて、慣れてきたらもう一方を変えていきます。
・前歯で食べ物を噛み切り、奥の歯ぐきで潰せるようになります。
ホイル蒸し粗ほぐし15g
ポテトのケチャップ和え粗つぶし25g
野菜スープ豆腐 一口大15g
11ヶ月
(後期)
ご飯、おかゆ混ぜ合わせる60g+30g ・指で押すと潰れる、バナナの固さが目安に。
・スティック状、1cmのサイコロに切り、手づかみで食べやすい大きさにします。
・モグモグ、カミカミが十分でき、自分で食べようとする意欲がでたら「完了」へ。
ホイル蒸し一口大15g
ポテトのケチャップ和え粗つぶし25g
スープ幼児のスープを野菜スープで2倍に薄める
豆腐 一口大
15g
12ヶ月
(完了期)
ご飯やわらかい90g ・大人のものよりやわらかく調理して、形あるものを歯ぐきでしっかり練習を続けます。
ホイル蒸し一口大20g
ポテトサラダ粗つぶし40g
スープ一口大15g


咀嚼能力に応じて進めていく


15ヶ月 ご飯ふつうのご飯80g ・大人と同じ白いご飯が食べられるようになるのが目標です。
・噛む力は大人に比べて弱いので、ご飯以外は野菜をやわらかく茹でたり、肉・野菜は小さく切ったり食べやすくします。
・完了期は1歳3ヶ月を目安に、遅くとも1歳6ヶ月までに離乳を完了させ徐々に幼児期へ移行します。
・離乳期が終わっても、まだまだ噛む力は完成していません。一人一人の子どもの状態・様子を見ながら進めていきます。
ホイル蒸し一口大30g
ポテトサラダ粗つぶし40g
スープ一口大15g
1歳6ヶ月
(臨界期)












外国籍の子ども
8ヶ月(初期)



・食文化の違い
・8ヶ月までミルクだけの生活だったので、月齢に関係なく初期から進めていきます。









1歳から入園


完了期から後期へ戻す。
・小食のため量をすくなくします。
・好き嫌いが多い、無理強いしないで少しずつ調理方法を変えて進めていきます。










〜参考文献〜
子どもの栄養と食生活
著者:二木 武(実践女子大学 家政学部教授)
発行:(株)ダイレック

● 食について相談したいことがあったら



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